IT業界で派遣として働いてみて感じたこと

こんにちは!春が待ち遠しいこの頃。
家でポテサラを作るのにハマっているのですが、
柚子こしょうを入れるこちらのレシピ、美味しかったですよ〜

今回は派遣という働き方について、実際に働いてみて感じたことをまとめました。
※就業先の環境で色々事情が変わると思うので、ひとつのモデルとして捉えていただければ幸いです。

《私の場合》
新卒入社した会社で3年半ほど働いた後(正社員)、派遣で現在の会社にて1年半ほど働きました。
春から新しい会社で正社員として働く予定です。

《なにをやっていたのか》
某IT業界(大手)に出向し、最初の半年は進行管理(ディレクター)、残りの1年はデザイナーとして就業。
社内の各サービスから寄せられるデザイン依頼を対応する制作部署に在籍し、
特集ページのデザイン、アイコン、バナー制作、コーディングなどを担当。
その時々で関わる業務が変わるスタイルでした。

《どの派遣会社を選んだのか》
派遣という働き方自体が初めてだったので、かなり不安でした。
比較サイトなどをみて調べてはいたのですが、登録サイトが好印象だったリクルートスタッフィングに決めました。
登録会もスムーズで、フォロー担当の人もすごく感じがよかったのと、
最初に紹介してくれた仕事が自分にぴったり&就業先もよい職場だったので安心して働くことができました。

派遣会社の対応が酷いとのちのち大変なことになることもあるらしいので、
最初の登録会での第一印象と直感を大事にしてほしいです。

(登録サイトの印象がよかった、というUXを思い出し、
コーポレートサイトやサービスサイトの入り口って大事なのだなあとしみじみ...)
www.r-staffing.co.jp

《就業のながれ》
派遣会社での登録会(スキルチェック)→フォロー担当の人からお仕事紹介の連絡orマイページで気になる求人を探す→エントリー→就業先と面接→双方の合意がとれれば出向

私の場合は最初に面接した会社で採用となったため、2週間ぐらいで決まりましたが
エントリーしてもスキルが合わない場合やお互いの合意がとれなかったときなどは、時間がかかることもあるようです。
ゆったり探したいという場合は1ヶ月は見ておいたほうがいいかもしれません。
よほどのことがない限りは最初に定められた時給のままなので、これぐらいあれば大丈夫という基準を持っておき、
お金の出入りを含めて計算しておくと良いかもしれません。
(交通費なし、住民税などの税金は自分持ち。健康保険は派遣会社で定められたものに入る)

《出向してから》
定められた業務を業務時間内に担当します。
契約期間の2ヶ月前に必ず派遣元のフォロー担当の方との面談がありました。
次回の延長を希望するかどうか・業務の中で困っていること等を伝えることができます。
(働いているのは)出向先の会社だけれど、(雇用元は)派遣会社というふわふわとした感じに最初は慣れませんでした。


《よかったところ》

-雇用形態に限らず、いろいろな業務を任せてもらえた
派遣だからこれをやっておいてください、というスタンスではなかったことに救われました。
雇用形態の括りに縛られず、社員と同等の業務ができる環境だったので、
「バナーデザインしかやらせてもらえなかった」というような偏りがありませんでした。
かといって、コーディングができない人にコーディング業を押し付けたりするようなわけでもなく、
その人が得意なことを把握してバランスよく業務を振り分けてくれるので有難かったです。
そのおかげで、この1年間で色々な業務に関わらせてもらい、
少なくても1年前よりはデザインに関する基礎的なことを経験することができました。
※職場によって様々だと思うので、固定業務しかやらせてもらえないのか、
その時々によって対応する業務が異なるのかなど、就業前に確認しておいたほうがよさそうです。


-副業OK
基本的に副業OKでした。いろんな副業している人がちらほらいました。
フリーランスで仕事を持ちながら安定のために派遣で週3で来ている人や、
お店を持っている傍らで働いている人、バンド活動をしている人も。
むしろ副業が本業という人もいて、二足の草鞋を履いている人の多さにびっくり。
ランチで話を聞くたびにいろんなバックグラウンドがあり、面白くて興味深かったです。
副業を持っている派遣の人最強説を感じました。


-スキルがあれば高時給で働ける
ものすごいスキルを持っている人だと、正社員より年収が高くなるケースもあるようです。
できることの幅が広かったり、居なくてはならない存在になった場合、そのまま社員として採用されることもあるのだとか。
働いていた会社でも、派遣から社員になった人は結構いるようでした。
力を発揮して社員として引き抜いてもらうという手もあるのかもしれません。


-困ったことがあったときは、派遣の営業担当の人に相談できる。
派遣元の会社の対応にもよると思いますが、親身になって話を聞いてくれますし、
困ったことがあれば間接的に伝えることもできるのですごく助かっていました。


-働きたい場所がみつかったとき、辞めやすい
契約期間が決まっているからこそ、流動的に動けます。
仮に職場の雰囲気になじめない、合わないと感じたら、次の契約を延長しないという選択もできます。
逆パターンとしては、会社から契約終了を告げられるリスクも...!
(突発的に起こる話なので、それがいつなのかわからないという不安も)


《合わないなと感じたところ》

- 業務内容が(ある程度)決まっている
"会社のためになること"を自主的にやることは基本的に求められていませんでした。
「与えられた仕事を的確かつスピード感をもってやりたい」という人には合っているのかも。
自分で考えたことを提案したり、会社が良くなるためのアイデアを出したりすることは求められていないので、
そういう想いが生まれても伝える場がなく、伝えたとしても時間を割けないのがもどかしかったです。
会社に出向している身なのだから当たり前なのかもしれませんが、こういう違いがあるんだな〜と衝撃を受けました。


-評価やフィードバックがない
社員の人と同じような仕事をしていても、評価がなく、目標設定なども特にありません。
フィードバックがないとつらいと思う人はつらいかもしれません。
私の場合はデザイン未経験で入ったため、実務経験を積みながら、
できることを増やしていこう!という気持ちで心を保っていました。


-いろんな意味で不安定
固定給ではない分、いろいろな面で不安定なことがありました。
残業が多い月は実入りがすごくいいし、祝日が多い月はそのぶん低くなります。
インフルエンザ等で出社停止になり有給が使えなかった場合は、無給のリスクもありますし、
人身事故で電車がとまって出社が遅れたら、その分のお給料は発生しませんし、
交通費や住民税もでないので、うまくやりくりしながら生活していかなければなりません。
(実入りがよい月があったとしても備えて貯金したり、出費を確認したり。)
自分の身は自分で守らないといけないんだと身にしみて感じる出来事が多かったです。


《これからどうするの》

働く中でアプリのUIに興味を持つようになり、関わりたいなという気持ちが強くなりました。
次はUI・UXデザインを専門としている会社で働きます。

小さい会社なので個人がやるべき範囲も大きく、大変なことも時にはあると思うのですが、
ガンガン動いていきたいです。

最初、派遣で働くということにものすごい抵抗がありました。
実際1年半ほど働いてみて、今までもっていたイメージがガラッと変わりました。
そのときどきで、自分に合った働き方を選んでいくために、
いろんな雇用形態を経験してみる、ということはとても大事だと感じました。

春からはまた心機一転、襟を正して、頑張っていきます。