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元ディレクターが未経験でデザイナに転身したときにやったこと(番外編)

デザイン

こんにちは。もうすぐ2015年も終わりますね。
前回前々回に引き続きまして、今回は「番外編」です。

・モチベーションの上げ方
・つまづいた時の対処法
・デザイナになってから変わったこと

についてご紹介します!

《モチベーションの上げ方》

人それぞれモチベーションの上げ方があると思うのですが、
私の場合は"同世代で頑張っている人の作品やブログを読む"ことが、
モチベーション、活力につながっています。

人と比べるきっかけになり、焦りにつながってしまうのでは?と思われがちなのですが、
頑張っている人の活躍を見ていると、同じレベルに立ちたい...と思う気力や意識が、
自然と湧き上がってくるのでオススメです。

私が普段から愛読している、
同世代で活動されている方の素敵なブログやスライドをご紹介します。


割石くん
「Fril」を運営しているFablicのデザイナ。
デザイン業だけではなく、さまざまなイベントの司会をしたり、登壇しています。
作るだけではなく作ったものに対して感じたことを周りの人に伝えていく力、
人を惹きつける吸引力、行動力がすごいなぁといつも思っています。
"心地よいUIの温度 -気遣いと言葉で高めるUI-は何度も読みました。



TSUKAYOSHI KEISUKEさん
同じくFablicのデザイナ。
ブログにはUI/UXに対するTSUKAYOSHIさんの考え方が丁寧にまとめられています。
特に「親しみやすいデザインを考える」の記事が素敵で、体温が上がりました。
それまでとっつきにくかった、UIという言葉。
記事を読んでからは、UI=思いやり、なのだなと静かに落ちてきました。
サイトの動線もきれいに作られていて、流石だなぁ...と訪れるたびに思います。

keisuke.tsukayoshi.com



・Kiyoto Yamauraさん
転職会議などを運営しているリブセンスのマーケター。
このスライドを読んで、私は何度も励まされました。
1ヶ月でエンジニアになる、という無謀ともいえる挑戦を、
「しよう」と思ったその行動力に感服しました。
先輩とのやりとりや、実践したことなどがまとめられいて、熱いです。
エンジニアという職種について考えるきっかけにもなりました。



Sumire Hibiyaさん
prottを運営しているGoodpatchのデザイナ。
UIアドベントカレンダーで、Hibiyaさんのブログを知ったのですが、
言葉の美しさにはっとしました。
美しい言葉の中には熱い想いもこめられていて、
デザインや、身の回りのことに向き合っていて真摯で素敵。
以下の記事に書いてあった本は一通り読んでみたくなり、
最近「ユーザ中心ビジネス戦略」を購入して読み始めました。
これからデザイナーを志す人に薦める本11冊 | smrhby.com



亀谷長翔さん
Couplesやpairsを運営しているエウレカのデザイナ。
以前、会社主催のイベントに登壇いただいたことがあったのですが、
発表内容がわかりやすく、とても素晴らしく、感動しました。
インプットする力が半端ではなく、「ひたすらアプリを触り、全画面キャプチャを保存」(!)
1000個ものフォルダがあるそうです。
デザインに対する意識が圧倒的に高くて、見習いたいなと思います。



《つまづいたときの対処法》

自信がなくなってきたときにこそ、「今まで乗り越えてきたこと」
「できなかったけど、できるようになったこと」を書き出しています。
そんな時は今まで乗り越えてきたことを書き出したり、原点に立ち返ります。

実例をひとつ...!

ラブライブという音楽ゲームアプリを1年ほど前から継続して遊んでいるのですが、
私はリズムにあわせてタップする系のゲームが昔から苦手でした(太鼓の達人ポップンなど)
ラブライブも初めた当初はいちばん優しい難易度の曲でさえ、
リズムにあわせてうまくタップができませんでした...。

うまくなりたい!いつかEXPERTの曲をクリアしたい!
(曲にはそれぞれ、EASY,NORMAL,HARD,EXPERTの4つのランクがあります)

そんな想いで通勤中に練習し続けていたところ...!
いつの間にかHARDの曲をフルコンボ(1回もミスしないで成功させる)できるようになり、
気がついたときには、EXPERTの曲もクリアできるようになってきました。

苦手なリズムの曲でさえ、何度も練習しているうちにコツをつかんで手が自然に動くんですね...。
これには自分でも驚きました。
今ではかなり上達して、人前でも見せられるレベルになったので、
「できないことはない」のだなぁ...と実感しています。


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いまではEXPERTもクリアできるように。ラブライブは花陽ちゃん推しです。


《息抜きも大事》

良いものを作るためには技術や努力も必要ですが、
「自分が豊かになること」も同じぐらい大事だと気がつきました。

作るものに対してのアイデアやインスピレーションは、
突然降ってくるものではなく、日々受け取っている身の回りの出来事によって、
脳の中でばらばらに分解され、組み合わさっていき、考え続けたその先に、
ピースがきれいにはまるように"湧き上がってくるもの"だと考えています。

外に出て、街を歩きながら目に浮かぶものをみたり、
音楽や映画、身の回りの人が勧めるものを積極的に取り入れたり、
豊かなものに触れることで、新しい作品へのヒントを得られるはずです。


《デザイナになってから変わったこと》

デザイナになってから、視点が変わりました。

売れているものがなぜ売れているのか。
よいと思われているUIやデザインは何が"よい"のか。

正直なところ、職種が変わるまでは意識ができていなかったなと振り返っています。

このデザインは何がよくて、何がいけないのか。
手にとってみても、何にも思わなかったな...と、
いま思うと怖いぐらいの「無意識」で受け取り続けていました。

消費する側に立ち続けていると、「消費すること」に意識が向きがちだけれども、
少し距離をとって「作り手」と「受け手」の間にあるものを考えてみると、
視野がぐーんと広がっていきます。

そんな風に感じ取れるようになっただけでも、
デザイナになってよかったなぁ...という想いがあるのですが、
この先は自分も周りの人にも「心地よい」と思ってもらえるサービスや作品を、
作っていけるようにならなければという気持ちです。

目標は、自分の関わったプロダクトやサービスで、受け取る人の体温を1℃あげること。
「これは素敵」と思ったときのワクワク、ドキドキした気持ちになれるもの、
使う人の心を揺り動かすものを作っていきたいです。

そのためにはインプットも適度なアウトプットも必要ですし、もっと見通しをよくしていきたい。
2016年からは考えたことをきちんと共有して、伝えていけるようになりたいです。