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デザイナ2年目にして思うこと。

こんばんは!夏が終わり、秋の気配を感じるこの頃です。
転職活動も終わり、8月から新しい会社(某大手制作会社)で働いています。

27歳から28歳になるまでの、ここ半年間(上半期)に
色々なことが起こり、めまぐるしく、心が折れそうになることが何度もありました。
その代わりにメンタルが強化され、多少の理不尽には耐えられる器量を身につけました。笑

現在ですが、本配属が決まるまではサイトリニューアルの情報整理(IA)・WF作成や、
LPの全体構成案、ECサイトのデザインなどの受託案件にスポットで関わっています。

特に最近の業務(サイトリニューアルの情報整理)で、
IAシンキングの内容がとても役立っています。

現行サイトのサイトマップ構成を元に、
リニューアル時にどのような導線に変えていくのかを考えたり、
ナビゲーションの優先順位や遷移を決める際の体型はこの本で学べました。

サイトの構造を考えるときは、

「ここはどこなのか」
「ここは何なのか」
「どこからきたのか」
「どこへいくのか」

という前後関係を含めたページ遷移の設計が重要。

意識して作らないとユーザーが求めている情報にたどり着けなくなり、
結果的に満足度を下げてしまうことになりかねないのだなぁということも感じました。

IAシンキング Web制作者・担当者のためのIA思考術

IAシンキング Web制作者・担当者のためのIA思考術


前書きが長くなってしまいましたが...デザイナ2年目に突入しました。
よかった!と思うことが多々あったので、今回はそれをまとめてみます。

※ディレクタからデザイナに転身したレアケースなので、
あまり参考にはならないかもしれません...(通常は逆が多め)

その1:デザインの良し悪しを判断できるようになった


小さな広告バナー、webページ、目に見えるすべてのデザインの「良し悪し」を意識できるようになったこと。
配色や、字詰め、レイアウトパターンなどの基礎的な部分を理解したことで、
目に飛び込んでくるデザインに対して「よい」「わるい」を判断できるようになりました。

良し悪しにかかわらず、様々なデザインやレイアウトを見て、
なぜこうなっているのか?を言葉に落とし込んで考える癖を持つことで
目的に沿ったデザインに近づける気持ちが強くなりました。

でも、大半の人が「ここの字詰め、甘いんじゃない?なんか気持ち悪い」みたいな見方はしていないので、
細部を見すぎずに、全体を見つめて、無意識なユーザー目線になりきることも大事ですね。

これは実体験ですが(良くない意味で)すごいセンス...!と感じるグローバルナビゲーションのボタンが、
ユーザーインタビューの議事録を読み、好評だった時に拍子抜けしたことがありました。

ユーザーファーストを心がける上では、寄せられた声やデータを元に、
目的や対象ユーザーに沿ったデザインを作り、求められているものに近づけていく。

時にはこちらから提案したデザインにユーザー側が合わせていくケースもありますが、
既存サービスの場合は、根強いユーザーがいるので早々変えられないってこともありますよね。

(少し話が脱線しました)

自分のセンスや感覚での「良し悪し」も大事なときは時にはありますが、
なぜそう思う?と突っ込まれたときの理由を話せるようになったのは大きかったです。

その2:だいたいの工数を見積もれるようになった


制作未経験のディレクター時代は「この制作物ならどれぐらいの工数でいけるか」という肌感がありませんでした。
そのため、工数の見積もりが甘いこともしばしば...!

実際にデザイナになって、自分で作業する立場になったことにより、
この内容ならこれぐらいで仕上がりそう。と見積もれるようになりました。

制作を依頼するデザイナのスピード感やスキルにも左右されますが、
修正含めてもこれぐらいで仕上げて欲しい、という感覚はつかめるように。

その3:制作サイドの気持ちをはかれるようになった


レクタングルサイズのバナーを1つ作るのだって、ものすごく良く考えられている」

特にバナーは「素材があれば、そんなに難しくないんじゃない」と思われがちですが、
制約が多いケースもあり、難しいと個人的には感じました。

小さな箱(サイズ)の中に必要な情報を詰めるだけではなく、
どの部分をユーザーにアピールしてクリックしてもらうか、構成を考える。

LPぐらい幅がとれれば、ある程度は自由なレイアウトを組めますが、
バナーの場合は指定された文字数が多かったり、素材に融通が利かないと、
情報量が多すぎて、ごちゃっとしたり...。

結局何を伝えたいのか?わからないものが出来上がり、
最終的にCTRが増えない可能性もありますよね...。

上記のようなケースを出しましたが、
どんなに小さな制作物や修正だったとしても、
何かを作るのは想像以上に大変。という認識を持てるようになりました。

作ってくれる人に敬意を持って依頼するぞ。という気持ちは、
この先もずーっと大切したい心がけになりそうです。

その3:提案書を作れるようになった


前職と現職が制作会社なので、対クライアントに向けての提案書や、
車内用資料を作成する作業がかなり増えました。

前職はイラレでしたが、現職はパワポで提案が多め。
ツールはバラバラですが、基本の体裁は同じ。

中でも面白かったのが、「他の人が作った資料をきれいに読みやすくする」という業務。
自分で一から作るよりも、直すほうが結構大変...!w

文字の詰めがページでバラバラだったり、色を使いすぎていて読みにくかったり、
そういうのを見比べながら編集するのは何気に大変なことなんだなぁと思いました。


以上となります。

今まで持てなかった視点を持てるようになったことは、
デザイナになって「すごくよかった!」と感じることです。

本当に最近になって、身に染み付き始めたことを実感しているので、
回り道しても、いつかどこかでつながる日がくるのかも。としみじみしています。

さいごに

正直な話、4月に転職したばかりだったのに、
また転職活動することになるなんて思ってもいなかったです。人生いろいろありますね!

そして自社サービスに関わりたいという気持ちからも一旦離れることになったけれど。
今はデザイナーとしてのキャリアをしっかり積める場所にて、修行の日々です。

やった分だけ、動いた分だけ、力になるんだなぁというのも実感しているので、
焦らず、前向きに、素直に、自分ができることを増やしていくことに注力していきたいです。